ニュージーランドの温帯雨林を少しだけ探検してきた。クイーンズタウンからバスで5時間ほど行った、西海岸にあるモエラキ湖の周辺である。
温帯雨林というのは聞き慣れない言葉だが、要は温帯にあって雨の多い地域に形成される森林のことである。日本にも温帯雨林は多いが、良好な環境を保てているところは少ない。
植生もシダとか苔とか、湿っぽい植物が多い。
これだけ見事な苔は屋久島で見て以来である。
川はじゃぶじゃぶ歩いて超える。当然靴は泥まみれとなるが気にしない。
30分ほど歩くと視界が開けて海に出た。タスマン海である。
海もきれいだが足元もきれいだ。素晴らしいのはゴミが一つも落ちていないところだ。清掃活動が行き届いているのではなく、そもそも落ちるゴミが存在しないのだ。
岩の上でオットセイがひなたぼっこをしていた。
三日月と昼寝中のオットセイ
こんなところで仏像に出会うとは。